国金である日本政策金融公庫で融資の審査に落ちる理由とその対策は?
国金(日本政策金融公庫)では、融資制度を用意しています。
銀行から融資を受けるより、金利が低い分だけ利息を節約できるのが良い点です。
しかし、国金から融資受けるには、審査に合格しないといけません。
審査落ちしてしまっては、国金からの融資は当然ながら受けられないのです。
今回は国金で審査落ちする理由と解決策について紹介いたします。
○ 国金で審査落ちする一番の理由
公共料金(電気・ガス・水道など)や税金などで支払の遅延を行った方は、国金での審査が厳しくなります。
公共料金や税金の支払に遅れる方は、国金での返済にも遅れやすいです。
場合によっては、返済困難になりかねません。
クレジットやローンで金融事故を起こした方も、国金での審査通過は難しいです。
61日以上もしくは3か月以上の延滞を行った、債務整理した、代位弁済が行われたなどが金融事故です。
金融事故を起こした方は、信用が著しく落ちてしまうために注意して下さい。
○ 対策
公共料金や税金、クレジットやローンは勿論のこと、家賃や携帯電話の支払も滞納しないで下さい。
月々きちんと支払していれば、金融事故になりませんので、国金での審査時にも不利にならないです。
既に金融事故を起こしてしまった場合でも、国金で融資が受けられることがあります。
国金から会社の資金調達を行いたい方の場合、会社の事業が順調であれば、国金での審査に合格することがあるのです。
ただし、開業したばかりの会社の場合、自分が起こした金融事故が問題になるために注意して下さい。
金融事故は登録期間が過ぎれば削除されるため、削除されてから再申し込みする方法もあります。
○ まとめ
国金の審査で特に注意したいのが、支払の遅延と金融事故です。
認定支援機関では国金の審査に通過するかどうか、相談できます。
審査に不安がある方は、一度認定支援機関で相談してみるのも、一つの解決策です。